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MESSAGE FROM SENIOR先輩社員からのメッセージ

取材後記

今回、三洋商事を取材するに先立ち、既存のリクルートページをくまなくチェックした後にインタビューさせて頂いた。
一見、何処の企業にも有りがちな所謂「表向き」のリクルートページと違い、社員一人一人の心の内から湧き出て来るような熱い思いを感じた。

う~ん、、、とてつもない違和感_。

斜に構える筆者にブラックな何かがボソボソとつぶやく。。。
『とは言え、産廃業と言う業種イメージは一般的に浸透していると思えるし、そこで働く社員も同様に感じているに違いない。まして、毎日掃除したり大きな声で挨拶して、 さん付けで呼び合い、敬語を使って話し、品格ある行動をとる、、、どうだろう?今の若い世代はみんな面倒臭いとか思っているのでは?』
などと、捻くれた目で見ていた。

ところが東京支店でインタビューを始めて間もなく、筆者の歪んだ視点の考えはもろくも崩れ落ちる。
入社2年目、3年目という彼らの目はキラキラと輝いていて、捻くれた私の耳の埃を吹き飛ばすような言葉が次々と出て来た。

「ホント会社が楽しいんです」
「入社して良かったと思っています」
「毎日の掃除が貴重なコミュニケーションの場だったりするんです」
「先輩が良い人ばかりで見守られていると感じます」
「みんな仲が良いんですよ」
「毎朝のあいさつで元気が出ます」
「さん付けで呼ぶと穏やかな人付き合いが出来ます」

・・・もうイイよ。。。
そんな絵に描いた様な会社が有るかいな。。。

筆者、ちょっと意地悪な質問をぶつけてみる。

『とは言え、産廃業って汚いし、何よりゴミ屋さんってイメージ有るよね?』

「いいえ、毎日掃除しているので職場がキレイですし、作業着もクリーニングされるので清潔です」
「入社してリサイクルの意義を知り、ゴミを分別するようになりました」
「ゴミ屋さんと言う認識は無いですね。むしろ再生産業だと思っていますから」

・・・参りました。

上田社長はソーシャルイノベーションマガジンalternaに寄稿している中で
「この消費する社会は、本当に来るところまで来てしまっていると思います。誰かがリユースの考え方で地球規模に考えて、ただ消費を繰り返す事に反対の手をあげる経営者がいないとまずいところまできています」
と残しています。
戦後のニッポンは「モノづくり立国」「製造立国」と呼ばれるほどに、モノを作り続けて来た。
"メイド・イン・ジャパン"は国内外で高い評価を得て、日本の経済を成長させ続けて来た。しかし経済成長と共に【モノづくり→消費】の流れは増すばかりで、消費したモノは私たちの健全な生活を脅かす環境問題として着目されるまでになった。。。

だからこそ、「消費から再生する社会」が求められているんだと_。
今回の取材で、三洋商事で働く人々がその意味をしっかりと理解していると感じた。

キラキラと輝いた目は、決して建前や上辺だけの言葉を発している目では無かった。

最後に今後就活する人や産廃業をゴミ屋さんと言うイメージを持っている人へのメッセージを求めると、彼らは口を揃えてこう言った
「とにかく、弊社を見に来てください。見て貰えれば分かりますから。」
何とも自信に満ち溢れた言葉は、斜に構えていた筆者の魂をも震えさせた力強い言葉だった。

2016年7月29日
株式会社テクノアート 企画営業部
川内カツシ
http://www.e-tecnoart.com/
https://twitter.com/tecnoart_2011