社会・環境活動


PROMOTION OF “THE CHALLENGED” EMPLOYMENTチャレンジド雇用の促進

チャレンジドの自立に向けた挑戦を応援します

障害者の方たちは、米国では「神様から挑戦すべきことを運命づけられた人達」という意味を込め「チャレンジド」と呼ばれています。

三洋商事は、地域のチャレンジドの方たちの自立に向けた挑戦のお手伝いをしたいと考え、2003年11月からチャレンジドの雇用を始めました。
採用に当たっては事前に職場を見ていただきその仕事を続けていけることができそうかまず意思確認をします。その上でチャレンジドの方の個性を周囲の社員に周知してもらい、マンツーマンでの技術指導の後に仕事についていただきます。

主な従事業務は、パソコンの解体をはじめとする現場作業、それに車イスのチャレンジドのために在宅勤務が可能な書類の入力作業です。
2008年5月には、さらに就業の場を広げるべく洗車装置を導入。チャレンジド職場実習施設としても活用しております。

こうした取り組みが評価され、大阪府障害者職場実習設備整備事業としての認定を受け、補助金の交付が行われました。また、さらなる就労支援の実現に向けて(社)全国重度障害者雇用事業所協会(全重協)の正会員として入会しています。

また、東大阪リサイクルセンター(本社)において平成21年12月31日時点で、法定雇用率の1.8%を大きく上回る20%に達したため、重度障害者多数雇用事業所として認定を受けました。

一般社団法人ワークワークとの連携

2012年7月から、チャレンジドの方たちへのサポートを就労継続支援A型事業所ワークワークに引き継ぎ、三洋商事の業務、実習などを行っております。

チャレンジドの雇用は2004年から2011年までを三洋商事で、2012年以降はワークワークがおこなっております。

チャレンジド採用(三洋商事)

採用人数

2004年
3人
2005年
0人
2006年
1人
2007年
13人
2008年
12人
2009年
19人
2010年
15人
2011年
1人

チャレンジド採用(ワークワーク)

採用人数

2012年
28人
2013年
6人
2014年
2人
  • パソコン解体作業の様子パソコン解体作業の様子

今後もチャレンジドの方々の自立のチャンスを広げるための取り組みを着実に続けていきます。

※チャレンジドとは……「障がいを持つ人」を表す新しい米語「the challenged(挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人)」を語源とし、障がいをマイナスとのみ捉えるのでなく、障がいを持つゆえに体験する様々な事象を自分自身のため、あるいは社会のためポジティブに生かして行こう、という想いを込め、当社が協賛する社会福祉法人プロップ・ステーションが提唱している呼称です。

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