2021.11.08
無料授業「SDGsスクール」にリニューアルし実施拡大中<職業選択にも一役>
当社は、「地球にありがとうを伝える企業」という経営理念のもと、「未来に希望を抱く子どもたちに自然環境の大切さを学んでもらうこと」を目的に、ごみ問題やリサイクルに関して学ぶ無料授業「エコ・スクール」を2009年度から実施し、主に小学4年生を対象に80回以上実施してきました。この「エコ・スクール」は、工場見学や携帯電話を解体するリサイクル体験を中心におこなっていましたが、昨年コロナ禍の影響により実体験のコンテンツ提供が難しくなりました。そこで「地球環境・未来創造部」が中心となって、SDGsの観念を加えてバージョンアップした座学プログラム「SDGsスクール」としてリニューアルしました。「SDGsスクール」は、オンライン授業も可能なことから、全国の小・中・高校(大学も相談によって可)に対応でき、実施を拡大しています。11月29日にも、阪南大学(大阪府松原市)での講演を予定しています。
当社が提供する「SDGsスクール」を担当する社員は、昨年新設したSDGs推進部署である「地球環境・未来創造部」の初代部長石田公希(26歳)です。石田はこの授業の中で、当社が手掛ける産業廃棄物中間処理業の事業内容や当社の社会貢献活動、企業理念などを通じて、SDGsや環境問題など社会的課題についての問題提起や生徒が自発的に考え当事者意識を高めるきっかけを創出します。また、石田は生徒と年齢が近いことから、生徒がこれから直面する進路や職業選択の参考になったり、将来への不安に対して勇気を与えたりできる内容も加えています。石田は、「地球環境・未来創造部」創設のいきさつや、現職に就いた経緯、環境問題に興味を持ち始めた中学時代のことなどを、幅広くフランクに語りたいと考えています。石田は「SDGsスクール」を、環境問題への興味を深めるだけにとどまらず、普段接することのない“社会人”と触れる機会の創出により、生徒が社会人と垣根を超えたフラットな関係性を作り、将来の夢や職業、生きることについて思案する契機にしたいと考えています。
当社はこれからも、気候変動やごみ問題に対する正しい知識・関心を身につけ、環境問題や社会課題に興味を持つ機会の提供を通じて、リサイクル事業が担う持続可能な社会づくりに貢献し、たったひとつの故郷である地球に“ありがとう”を伝えていけるよう、地球環境保全の一助となる活動を継続します。