2012.04.06
エコ・ファースト制度に基づくフォローアップ報告会に参加させて頂きました。
環境大臣に対し三洋商事は「環境先進企業として地球環境保全への取組を行うこと」をお約束させて頂いております。
3月22日(水)環境省22階第1会議室にて、前年度にお約束させて頂いておりました取り組みにつきまして、細野環境大臣に対し進捗・達成状況のご報告を申し上げさせて頂きました。
当社の取り組み報告としましては、3Rへの取り組みとしての再資源化率の維持・継続は目標の97%に対し、96.9%と僅かながら未達であり、引き続き手作業を中心とした分別徹底により再資源化率向上・維持への取り組みを行うことを報告しました。また循環資源としての希少金属回収・供給を行う為、鉱山への出荷量は大幅に増加・推移中(2008年度331t、2009年度510t、2010年度684t)であること等も報告致しました。
低炭素社会の実現への取り組みについては、自助努力としての太陽光発電の設置(本社)、グリーン電力の購入、環境負荷低減の為の車両入替実施を報告致しました。
環境教育の啓発活動として実施しております、絵本「森の住人ハッパー」無償配布については、他のエコ・ファースト企業様から、エコ教育やイベントでの活用を希望されるご意見を頂くなど、環境大臣をはじめ強い関心を抱かれておられたように感じました。
意見交換会では、環境大臣の「企業が地球環境保全の取組(エコ・ファーストの約束)を行うことで本業へどの様な影響を与えているか?」とのご質問に対して、
「自社商品の開発にあたってエコ基準を定めることで、環境に配慮した商品が生み出されてきている」
「世間的に産業廃棄物処理施設は“迷惑施設”と認識されがちだが、取組を行うことで、近隣住民の方々にご理解頂けるようになってきた」
「エコ・ファーストの約束に取り組むことで、仕事に対する従業員の高いモチベーションにつながっている」
等、さまざまな前向きな意見が上がっているのを感じました。
今後もエコ・ファースト企業として環境活動に邁進して参りたいと思います。
以上