2025.08.25
東京本社で避難訓練を実施しました
7月23日(水)と24日(木)の2日間にわたり、当社の東京本社/東京リサイクルセンターにて避難訓練を実施しました。
両日ともに厳しい日差しが照りつける中での避難訓練となりましたが、実際の災害を想定した環境の中で取り組むことで、従業員一人ひとりが防災意識を高める良い機会となりました。
【実施目的】
今回の訓練では、以下の2点を主な目的として実施しました。
1.猛暑日の厳しい環境下で災害が発生した際にも適切に対処できる力を身につける
2.非常時における役割を改めて把握・確認する
【実施内容】
■災害対策マニュアルの読み合わせ
拠点の立地や特性を踏まえ、災害発生時を想定した避難行動の流れを確認。
■防災用品・備蓄品の確認
防災用品・備蓄品の保管場所や保管内容、在庫量、使用方法を確認。
■非常食(レスキューフーズ)の試食体験
発熱剤付きの調理キットを使用し、賞味期限が近い非常食を温めて試食。
■避難経路の実地確認
周辺の避難場所のひとつである「浦安市中央公民館」まで、実際に歩いて経路を確認。
非常食の試食体験では、非常食の調理に慣れていない従業員同士が協力しながら作ることで、実用的な体験になると同時に、コミュニケーションの促進にもつながりました。
また、避難経路の確認では、所要時間や危険箇所をチェックしながら歩くことで、より現実的な避難計画の見直しにつなげることができました。
【参加者の声(一部抜粋)】
●備蓄品の確認や避難経路を実際に歩くことで、災害が発生した際の自分の行動を考えることができた。
●家庭でも避難経路等を現地で確認する必要性を感じ、為になる良い経験になった。
●通勤経路以外の地理を知らなかったため、今回の訓練で確認できてよかった。
●避難経路の確認では危険箇所が見つかり、経路の見直し検討に繋がった。
●電信柱や古い家もあり、避難時に注意が必要な箇所の発見に繋がった。
●非常食の調理に苦戦する場面も多く見られたため、実際に体験できて良かった。
●災害対策マニュアルは社内展開されていても目を通す機会は少ないため、こうした形で定期的に説明の場が設けられるのはとても良いことだと感じた。
●災害発生時を想定したデモンストレーション形式の訓練も実施してみたい。
今後は、来訪される他社の皆さまにもご協力をいただきながら、実践的な訓練を全拠点で継続的に実施し、防災意識と対応力のさらなる向上を目指してまいります。