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2025.07.25

葛飾区立常盤中学校にて「SDGsスクール」を実施しました

7月12日(土)、葛飾区立常盤中学校の3年生(120名)を対象にSDGsスクールを実施しました。
常盤中学校では、2023年から継続して同じ生徒を対象にSDGsスクールを開催しており、今年度が3回目にして最終回の実施となりました。

3年目となる今回のSDGsスクールでは、「SDGsの必要性」「日本のごみ問題と葛飾区のごみの現状」「海のごみ問題」「食品ロスと私たちにできること」について、これまでの復習やクイズをまじえながらお話をさせていただきました。
日本や葛飾区のごみの現状を知った生徒からは、「ごみの排出量が思っていたよりも多くて驚いた」「一人ひとりがごみ問題について意識しなければいけない」などの声があがりました。

授業の後半では、「食品ロスが発生してしまう場面」や「食品ロスを減らすためにできること」が書かれた『食べ物の一生がわかるすごろく』を使用し、グループワークをおこないました。
はじめに、すごろくのマス内に設けた3つの空欄に、「食品ロスを減らすためにこれから取り組んでみたいこと」を記入していただきました。

その後はグループにわかれ、完成したすごろくを使用して実際にゲームをおこないました。
ゲーム中は皆さまの笑顔が多く見られ、楽しみながら食品ロス問題について考え、学んでいただくことができました。

ワークの時間や授業後のアンケートでは意欲的で前向きな意見が多く、生徒の皆さまの姿から明るい未来への希望を感じることができました。
今後も様々な学校と連携し、環境問題や社会課題について楽しく学べる機会を提供していきたいと考えています。

【授業後のアンケート(一部抜粋)】
●今まで3回のSDGsスクールの授業を受けて、環境問題への関心や理解が深まり、また、その解決策の意欲が高まりました。普段ではできないとてもいい経験でした。
●これからも環境と共に生きていくという意識を持ちながら生活し、明るい未来を築きたいなと思いました。
●今の自分たちにできることをすることで、これから先の日本の未来だけでなく、世界の未来のためにもなるということが改めて理解することができた。
●一人ひとりの力は小さくてもたくさんの人と少しずつでも努力をして今の環境問題を改善していくことが大切で、今からでも行えることが知れてよかったと思いました。
●「環境問題へしっかり取り組みしようね」と言われても、なかなかハードルが高く難しいように感じていましたが、今日からたくさん地球のために行動しようと思いました。
●SDGsに協力しようという意識が芽生えました。
●SDGsについて改めて現状などを見つめ直すことができたのでよかったです。
●これからの私たちの未来が決まってくる今の世界の状況をよく理解し、何に取り組めばよいのかとても理解することができました。
●何が食品ロスにつながって、今自分はどんなことから食品ロスの改善に協力できるのかが改めてわかりました。
●毎年の講演会でSDGsへの理解が深まったので、自分のできることをやってこれからの世界を良い世界にする貢献をしていきたいです。
●残さず食べたり、「賞味期限」と「消費期限」を正しく理解したりすることを意識して、少しでも食品ロスをなくすために貢献していきたいと思いました。
●自分が今回学んだことを家族に広め、出来ることを取り組んでいきたいです。
●SDGsは私たちの生活や未来を豊かにするものであり、それには私たちの普段の行動一つ一つが大切だということを理解することができました。

■葛飾区立常盤中学校
https://school.katsushika.ed.jp/swas/index.php?id=tokiwa_j

授業の様子