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2024.10.23

「PELP! パートナーワークショップ」イベントを開催しました

9月26日(木)、山陽製紙株式会社様主催の「PELP!パートナーワークショップ」が、当社の東京リサイクルセンターで開催されました。

「PELP!パートナーワークショップ」は、環境への取り組みを推進する山陽製紙株式会社様のアップサイクルサービス「PELP!」の会員企業と繋がりのある企業が一同に集まり、関係企業の実地見学を兼ねた交流の場として、定期的に開催されています。

第3回目の開催となる今回は、『地球にありがとうを伝える企業』を経営理念に掲げる当社にて、「"楽しいは力なり"を実践する仕組みからヒントをつかもう」をテーマにおこなわれました。

当日は、当社のリサイクル事業や環境・社会への取り組み、SDGsプロジェクト「Sanyoありがとうチャレンジ2030」についての話をはじめ、廃棄物の解体体験や近隣清掃など、当社の特徴や魅力が伝わるようなプログラムにて実施しました。

各企業の参加者は、異業種が混合する形でチームに分かれ、活動を進めていきました。
プログラムの1つである「解体体験」では、チームで協力して機器を解体する作業をしていただきました。当社は、廃棄された機器類を機械ではなく人の手で解体することによって、より細かなリサイクル(再資源化)を実現しています。解体体験を通して、当社のリサイクルへの理解を深めていただき、その後、実際に現場見学にて、当社従業員の解体作業の様子をご覧いただきました。
参加された皆さまからは、「手作業で分解する事で再生率を高めている姿勢に感銘を受けました。」「工場の解体担当の方のスピードにびっくりしました。」「大変な解体作業を人の手で行っている理由として、ハンデを抱えた方も働くことができるという素晴らしい環境づくりのためであったことがとても印象に残っています。」など嬉しい感想を多くいただきました。

さらに、当社で毎月1-2回実施している「近隣清掃」の体験プログラムでは、その意図や想いなどをお伝えしながら、実際に参加者の皆さまと共に会社付近のごみ拾いをおこないました。当社が近隣清掃をおこなう理由は、従業員の環境意識向上のほか、私たちがごみ拾いをしている姿を見た地域の皆さまが、改めてポイ捨てやごみ問題について考えるきっかけになればという想いがあります。さらに、「従業員間のコミュニケーションの活性化」も理由の1つです。普段は違う部署であったり、中々話す機会がない人とも、ごみ拾いをしながら様々な話をすることで、円滑なコミュニケーションに繋がると考えています。様々な企業様が集結した本イベントでも、皆さま同士のコミュニケーションのきっかけになればと思い、実施いたしました。
参加者の皆さまからは、「コミュニケーションを体感できる良い時間でした。歩きながら色々な企業様とお話も出来て、有意義な時間でした。」「弊社でも地域社会へ気持ちを持って近隣清掃を実施しておりましたが、社内のコミュニケーション促進になる観点は参考になりました。」など、様々な感想をいただきました。

ワークショップ終盤は、2020年5月に創部した「地球環境・未来創造部」(CSR, 広報担当部署)の「創部秘話」や「役員からの言葉」等のトークセッションをおこない、最後は、「もしあなたの会社に地球環境・未来創造部があったら?」というテーマで、グループワークを実施しました。
各チームの回答には、「山を一つ買い、植林やキャンプを通して環境教育をしてみたい。」「ウェルビーイングを大切にしたい。」「物流の2024年問題に対応するため、ドライバーさんの教育をDX化したい」「一人ひとりが意識を持つようになり、この部署がなくなることが理想!」など、未来を創造する様々なアイディアをいただきました。

今回参加された皆さまにおかれましては、各プログラムに大変積極的にご参加いただきました。後半のワークショップでは、皆さまのアイディアやお言葉に大変刺激を受け、私たちもより邁進していかなければと強く感じる瞬間となりました。今後も皆さまが想像するより良い未来の実現に向け、共に前進していきたいと考えています。

今回素敵な機会をくださった山陽製紙株式会社様、並びにご参加くださった企業の皆さまに、心より感謝申し上げます。

【参加企業の皆さまよりいただいたアンケートの回答(一部)】
・実際に作業工程が見られるのは大変ありがたかったです。このように自分たちの廃棄物も処理していただけるのだと、安心感につながりました。
・生の現場を見させて頂き、細やかな作業、整理整頓の徹底等、産廃のイメージが変わる素晴らしい体験でした。
・各構成部品(素材)ごとの価値という、未知の知見を得ることができ非常に有益でした。
・石田さん(地球環境・未来創造部部長)の学歴・経歴から部署立ち上げまでの想い、大迫さん(役員)のリアルな部署に対する想いを聴けて、胸が熱くなりました。
・新たな発想を持つこと、諦めないこと、そしてそれを受け入れ伸ばすことの大切さを学びました。
・未来創造部の若いパワーで、社内を改革していく姿は感銘でした。弊社でもこの様な事が出来る事と信じて、弊社内での活動も活発化して行こうと思いました。

■山陽製紙株式会社様ホームページ
https://www.sanyo-paper.co.jp/(外部サイト)