2021.08.17
摂津市立第五中学校にて「職種体験プログラム(第1回目)」をおこないました
大阪府摂津市教育委員会の依頼を受け、2021年7月15日(木)に職種体験プログラムを摂津市立第五中学校にておこないました。
■環境問題への取り組みに加え、職業選択について考えるきっかけを提供
当社は、大阪府摂津市教育委員会の依頼を受け、摂津市立第五中学校の2年生に向けて、職種体験プログラムの第1回目となる授業を7月15日に実施しました。
この職種体験プログラムを担当したのは、当社が約1年前に立ち上げた新部署「地球環境・未来創造部」の初代部長石田公希(26歳)です。第1回目の授業では、当社が手掛ける産業廃棄物中間処理業の事業内容を、中学生にも理解しやすくかみ砕いて説明した上で、SDGsや環境問題などの社会的課題についてレクチャーしました。また、石田が生徒と年齢が近いということで、中学生が職業を選択する際の参考になったり、将来への不安に対して勇気を与えたりできる内容を加えてほしいとの依頼も含まれていました。そこで石田は、自身の仕事内容に加え、「地球環境・未来創造部」創設のいきさつや、現職に就いた経緯、環境問題に興味を持った中学生時代のことや、生きるということ、夢についてなどをフランクに話しました。石田はこの授業を通じて、生徒が当社の事業内容や社会貢献活動、企業理念への理解だけにとどまらず、普段接することのない“社会人”と触れる機会の創出により、大人と子どもが立場を超えたフラットな関係性で思いを話し合い、将来の夢や職業について考えるきっかけ作りの一役を担うことができればと考えています。
今後は、いくつかのチームに分かれて、“身近なゴミのアップサイクル”という課題に取り組んでもらい、当プログラムの集大成として12月中旬には課題解決案の発表の場を設け、1チームを選考し、企画の実現に向けて支援します。
■小学校で無料授業「エコスクール」80回以上実施のノウハウ活かし、教育委員会に協力
当社は、「未来に希望を抱く子どもたちに自然環境の大切さを学んでもらうこと」を目的に、対外的環境教育活動として 、SDGsやリサイクルに関して学ぶ無料授業「エコスクール」を、2009年度より継続実施しています。「エコスクール」はこれまでに、全国各地で80回以上開催していることから、そのノウハウを活かして、この度の職業体験プロジェクトに活かしています。
全国無料「エコスクール」
当社は、対外的環境教育活動として 2009年度より全国無料「エコスクール」
を継続実施しています。これまでの「エコスクール」は、工場見学や携帯電話を解体するリサイクル体験を実施していましたが、コロナ禍の影響もあり、座学中心のプログラムにリニューアルしました。このリニューアルにより、全国無料で授業を実施することが可能になり、今後はさらに積極的に活動していく予定です。
当社は「エコスクール」を通じて、子どもたちが気候変動やゴミ問題などに対する正しい知識・関心を身につけるとともに、自然の大切さに興味を持つ機会の提供をおこないます。
全国でわずか50社だけの「エコ・ファースト企業」に認定
エコ・ファースト制度とは企業が環境大臣に対して地球温暖化対策や廃棄物・リサイクル対策など、自らの環境保全に関する取り組みを約束する制度です。当社は、人の手による解体“手サイクル”の取り組みなどが評価され、2008年に産業廃棄物処理業で初めて「エコ・ファースト企業」として認定をいただきました。当社は、「エコ・ファースト企業」による自主運営組織「エコ・ファースト推進協議会」の一員として、第12回『エコとわざ』コンクールに協力しています。
<第12回『エコとわざ』コンクール>
6月5日~9月5日に、全国の小・中学生から創作ことわざを募集。最優秀作品には「環境大臣賞」を授与するほか、加盟企業賞として「三洋商事賞」の授与も予定しています。
詳細URL:http://www.ecotowaza.jp/