社会・環境活動


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2021.06.17

春の「海ごみゼロウィーク」に参加しました

23区唯一の自然島“妙見島”にある東京本社周辺の清掃活動を、2021年5月31日(月)から6月8日(火)中に6回実施し、ごみ袋約40袋分相当のごみを回収しました。

■SNS活用し拡散 環境問題・海洋ごみ問題の周知啓発を促進

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当活動は、日本財団と環境省による、海洋ごみ対策共同プロジェクトの全国一斉清掃キャンペーン『春の海ごみゼロウィーク』に参画した取り組みで、当社では昨年の『秋の海ごみゼロウィーク』に続き、2度目の実施となります。前回は、社員だけでなく一般参加者も募り、地域交流も兼ねたイベントとして開催しましたが、今回はコロナ禍の緊急事態宣言中ということもあり、社員だけでの活動となりました。

延べ36名の社員が参加し、“妙見島”内だけでなく浦安駅周辺まで活動範囲を広げ、ごみ袋39袋分のごみの他、傘や漁網などを回収しました。旧江戸川沿いでは、使用済みの花火やたばこの吸い殻、砂利に混じったマイクロプラスチックなどを、自動販売機の裏では壊れた傘の山など、想定以上のごみが回収できました。また、ごみ箱状態になっていた立ち入り禁止エリアに関しては、管理者へ連絡し清掃活動をおこなってもらうことができ、地域貢献、清掃活動の拡散にもつながったと考えています。

参加した社員からは、「ポイ捨てがこんなに多いとは驚いた」「ご苦労様、ありがとう、できる範囲でいいからね、と声をかけてもらいやりがいを感じたなどの声がありました。

2021-06-17-02.jpg清掃活動の模様は、地球環境・未来創造部が運営するインスタグラムやツイッターで毎日発信し、SNSの積極的な活用により環境問題・海洋ごみ問題の周知啓発や、当社の経営理念である「地球にありがとうを伝える」活動として定着させていきます。



地球環境・未来創造部 部長 石田 公希は、「持続可能な活動をおこなうには、“楽しむ”ことがとても大切。連日のごみ拾いで拾ったごみの数や気づきはもちろん、参加した従業員と楽しく取り組めたことに大きな意味があると感じる。これからも “楽しむ”ことを忘れずに、環境問題や社会課題に対して持続可能な取り組みをおこないたい。」と考えています。



当社では、2008年から行動指針の一つに「お掃除」を掲げています。掃除や整理整頓の徹底により、事故が起きにくい安全な職場環境が作られると考え、「おそうじプロジェクト」して実践しています。毎日始業前には、社長をはじめ社員全員で各オフィスの掃除をおこないます。加えて東京本社では、毎月2回(毎月第1・第3木曜日)、近隣の清掃活動をおこなっています。『春の海ごみゼロウィーク』の清掃活動は、この「おそうじプロジェクト」の強化週間として位置付け、特別な活動としてではなく、日常的な活動の延長として取り組みました。海ごみのほとんどは、街から発生するごみで、街から川へ、川から海へと流れています。当活動の趣旨を社員が自主的に考えることで、社内の意識改革にもつながったと考えています。清掃活動を毎日おこなうことで、普段近隣清掃に参加できない社員も参加でき、ごみ問題をはじめとする、多くの環境問題に目を向けるきっかけになりました。

当社は『春の海ごみゼロウィーク』の清掃活動や「おそうじプロジェクト」を通じて、社員一人ひとりが自ら考え率先して行動できる作業や職場環境の醸成を積み重ねていきたいと考えています。