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2021.06.10

社員のコスト意識を高めるため、チーム別対抗戦を初開催

当社は、経営課題であるコストに対する社員の意識を高める社内イベントとして、チーム別対抗戦を開催し、ベストチームの表彰式を行いました。

業績好調・恵まれた職場環境で、コストに対する意識の希薄が経営課題

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当社は、全社員が部門別に20チームに分かれて、「コスト意識をもってカイゼンに取り組む」をテーマにしたチーム別対抗戦を約1年にわたり実施しました。このチーム別対抗戦では、コスト削減項目を設定し、期初には自らの業務内での"カイゼン"課題の洗い出し、期中には進捗状況を報告、期末には集大成となるプレゼンテーション大会にて改善結果を発表し、ベストチーム1チームが選出され、2021年5月11日に表彰式を行いました。

ベストチームに輝いたのは、経理・法務部門で、人件費・備品費等の経費削減を目的とした施策を18個実施し、"カイゼン"可能な課題として、社内の知識テストのオンライン化による手間や紙代の削減、業務効率化ツールの作成や、FAXのメール転送システムの導入などを推進しました。その結果、労働時間(残業)を347時間/月、削減することができました。



今回、テーマを「コスト意識をもってカイゼンに取り組む」に設定した理由には、中国の廃プラスチック受け入れ停止や、コロナ禍における業績見通しの不透明化などの経営課題がある中、全社的にコスト管理に対する意識の希薄さを感じていたことがあげられます。

当社は、業界内でもコンプライアンスやCSR活動の活発化、福利厚生制度の充実など差別化が図られており、リーディングカンパニーとしてけん引しています。その結果、この10年間で売上は約1.5倍、事業所数は4拠点から8拠点へと成長を遂げています。

しかし、コロナ禍でも業績好調を維持し、恵まれた職場環境が整っている反面、それが社員にとって当たり前となっていて、コストに対する意識の希薄さを経営陣は危惧していました。そこで、当社初となるチーム対抗戦の開催が経営計画に導入され、この度の実施に至りました。 参加した社員からは、「コスト削減の意識が当たり前になった」や「チームの絆がさらに深まった」といった感想が寄せられました。



当社では、当取り組みの効果を、コスト削減の実践のみならず、チームワークや継続的な提案風土の醸成にもつながったと考え、今後は成果のあった取り組みで、他の拠点も同様に取り組める内容は全社で取り組み組織活性化を目指します。